センタム美容外科・UK美容外科 「何針縫った?」より大切な3つのこと――形成外科専門医が見る傷のポイント
본문
こんにちは。釜山・海雲台センタムのUK美容外科、パク・サンウクです。
けがをして急いで来院された方の傷を縫合していると、ほとんどの方が同じ質問をされます。
「何針縫えばいいですか?」
「自分の傷がどれくらいひどいのか」、特に「傷がどれくらい長いのか」を知りたいというお気持ちは、よくわかります。
しかし、数多くの傷を治療してきた形成外科専門医の立場から見ると、縫う針の数、つまり傷の長さよりもずっと大切なことがあります。
今日はこの質問にまつわる誤解と真実を整理してみます。
縫合で本当に大切な3つのこと
1. けがの原因 ― 鋭いもので切れた傷(切創)か、ぶつけて裂けた傷(挫創)か
2. 傷の深さ ― 真皮層や脂肪層までどのくらい達しているか
3. 深部組織の損傷の有無 ― 神経や血管など内部の組織も傷ついていないか
(もちろん、このほかにも確認すべき点はたくさんあります。)
1. なぜけがの原因が大切なのでしょうか?
傷がどのようにできたかによって、縫合後の傷あとの仕上がりが大きく変わるからです。
患者さんによくお話しするたとえがあります。
「よく切れる果物ナイフで切ったリンゴと、高いところから落ちて割れたリンゴ。くっつけるなら、どちらがきれいにつくでしょうか?」
ほとんどの方が「ナイフで切ったリンゴ」と答えます。
私たちの体も同じです。ぶつけてできた挫創よりも、鋭いもので切れた切創のほうが、傷も傷あともきれいに治ることが多いのです。
2. 形成外科専門医が見るのは「長さ」ではなく「深さ」
私たちが重点的に見ているのは、傷の長さではなく傷の深さです。
例えば、長さ1cmでも深さ2cmの傷と、長さ5cmでも真皮を傷つけていない浅い傷があれば、むしろ後者のほうが傷あとはきれいになると判断します。
また、傷が深いほど、次にご説明する神経や血管などの重要な組織が一緒に傷ついている可能性も高くなります。
3. 深部組織が傷ついていないか
血を見ると誰でも驚き、見えている傷を早く縫って閉じることがいちばん大切だと考えがちです。
しかし皮膚の傷そのものは、特別な問題がなければ体の再生力でしっかり治ります。(傷あとがどの程度残るかは別の話です。)
一方、末梢神経(感覚・運動)や血管が傷ついた場合は話が違います。感覚が鈍くなる、動きが弱くなる、血流が悪くなり組織が傷むなど、後遺症が残ることがあります。
そのため深部組織の損傷が疑われる場合は、まず内部の組織を詳しく確認・修復してから、外側の皮膚を縫合する必要があります。
おわりに
傷ができたときに大切なのは、何針縫うかではありません。
傷がどのようにできたのか、どのくらい深いのか、内部の組織が傷ついていないかを正確に評価し、適切に治療すること。
それが傷あとを減らし、機能を守るための最も大切な出発点です。
UK美容外科はPSWS(形成外科専門医による裂傷・傷あと研究会)の会員クリニックとして、けがのあとの傷や傷あとを形成外科専門医の視点で丁寧に診てまいります。
ありがとうございました。




